正しい歯の磨き方は?
2020年05月23日|
間違った磨き方をすると歯や歯茎を傷つけてしまいます。正しい歯磨き法を身につけ、いつまでも自分の歯で過ごせるようにしましょう。
1.まずは磨きづらい部位から磨く。
あえて磨きづらいところから行うことで、磨きムラや磨き残しを少なくすることができます。
2.歯にブラシをきちんと当てる。
細菌は、奥歯や歯並びの悪いところ、歯の間など、歯ブラシでは磨きにくい場所にひそんでいます。ブラシをきちんと当てて、一つずつ丁寧に磨くようにしましょう。
右利きの人は、右の前歯が磨きにくく汚れもたまります。歯ブラシを持ち替えたり、歯ブラシのつま先やかかとを上手に使ってブラッシングしてください。
3.歯ブラシは細かく動かす。
歯の凹凸をしっかりと捉え、軽く左右に細かく動かすのがコツです。特に裏側や歯と歯の間を磨く時は、大きく動かすと、せっかく歯のすき間に入った毛先が出てしまいます。
4.余計な力はかけない。
強く押しつけるように磨くと、歯ぐきを痛めてしまいます。1ヶ月でブラシが潰れてしまう場合は、力がかかりすぎている証拠です。ふつうの硬さのブラシを選び、歯間ブラシやデンタルフロスも上手に使って適度な強さで歯の間のプラーク(歯垢)を取り除きましょう。
例えば歯ブラシを大きく動かし間違った磨き方をしたり、力を入れすぎたり必要以上に刺激を与えると歯茎が傷つき退縮してお水がしみるようになったり、歯が長くみえるようになります。特に犬歯やその奥の小臼歯にその傾向が強く現れます。